リコーが目指すDXにデザイン思考とアジャイルが重要な理由
こんにちは、リコー公式「みんなのデザイン思考とアジャイル」notePRチームです!
先週投稿した、私たちのはじめてのnote「リコーの「みんなのデザイン思考とアジャイル」noteをスタートしました!」を多くの人にお読みいただき沢山の「❤️スキ」をいただきました。本当にありがとうございます。
今回のnoteでは、なぜ私たちのDXに「デザイン思考」や「アジャイル」が重要なのかについてご紹介したいと考えています。
デジタルサービスによるこれからの価値創造
日本では2020年以降リモートワークが広がり、今やライフスタイルやパフォーマンスに合わせてオフィス以外の様々な場所で働くことができるようになりました。みなさんもこのnoteをオフィス以外でお読みになっているかもしれません。
はたらく場所が自由になったのと同時に、オフィスが単なる「業務の場」ではなく「価値創造の場」であった側面も見直されており、私たちの「はたらく」における可能性は今まさに過渡期といえます。
私たちリコーはこれまでOA機器やサービス提供を通じ、さまざまな企業の「はたらく」を支えてまいりました。これからの「“はたらく”歓び」に応えるため、企業として価値創造の方向性を「お客様価値の高まり」と「ワークプレイスの拡がり」の二軸でとらえ、デジタルサービスによる価値提供の範囲を広げていきたいと考えています。
オフィス・現場のデジタル化により、オフィスと現場をつなぎ、ワークフロー全体を変革しお客様の生産性向上につなげます。さらに、データの活用により業務の高度化・自動化に貢献するとともに、それらを分析・解析することでお客様の期待を超える新しい価値創造を支援していきます。
私たちのサービスが実現するのは、好きな時に、好きな場所で、自由にはたらける世界。はたらく人、場所、ワークフローが自在につながり、人間らしい創造力が発揮される未来です。
リコーが目指すDX
近年よく耳にするようになりましたが、DX=デジタルトランスフォーメーションとは2004年ごろに提唱された概念で「Digital Transformation」を直訳すると「デジタル変革」となります。
しかしながらその語義である「デジタル変革」自体は手段や手法であり、「進化し続けるテクノロジーによって人々の生活を豊かにする」こと「ビジネスに関わるすべての事象に変革をもたらす」ことがDXの本質的な目的であると、私たちリコーは考えています。
私たちリコーは「“はたらく”に歓びを」を2036年ビジョンに掲げ、OAメーカーからデジタルサービスの会社への変革に取り組んでいます。はたらく人の創造力を支え、ワークプレイスを変える。「人にやさしいデジタルを全国の仕事場に」をコンセプトに、お客様の業務課題を解決しながらDXを推進しています。
2025年度には「はたらく場をつなぎ、はたらく人の創造力を支えるデジタルサービスの会社」となることを目指しています。
※リコーは2021年6月にリコー、8月にリコージャパンが経済産業省が定める「DX認定事業者」としての認定を取得しました。
リコーのDXにデザイン思考とアジャイルが必要な理由
リコーがデジタルサービスの会社へ変わっていく中で、デジタルイノベーションを生み出し、お客様と自分たち自身のはたらく歓びを実現するためには、人材、企業文化や風土、そして制度や仕組みなどのはたらく環境の変革も重要です。
前回のnoteにも書かせていただいたように「デザイン思考」や「アジャイル」自体は、課題解決のための思考方法であり開発やプロジェクトのマネジメント手法です。
手法を活用することで製品やサービス、よりよいプロジェクトを実現することはもちろん、不確実要素の多い変化に富むこれからの時代に、「デザイン思考」や「アジャイル」は、お客さまに寄り添い、お客様の課題を共に発見し、商品やソリューションを生み出すために重要な「考え方」や「組織文化」でもあります。
私たちリコーはこれらを単なる手法活用にとどまらず、自律的な働き方を推進する組織の基盤として重要なものであると考え、組織や個人の価値を高めるために積極的に活用していきます。
「みんなのデザイン思考とアジャイル」が目指すもの
スタートした「みんなのデザイン思考とアジャイル」プロジェクトは、それらの手法や考え方を社内外を問わず多くの方と共有し、意見交換し、新たな価値創造を通じ「“はたらく”に歓び」を共に生み出すための活動です。
100周年となる2036年に「"はたらく"に歓びを」のビジョンを実現するために、「第二の創業」の覚悟でデジタルサービスの会社に変革するリコーでは、デザイン思考やアジャイルを活用し、これからもたくさんの挑戦をしていきます。
挑戦には失敗がつきものですが「正しく失敗し、学びを得て、速やかに改善し、新たな価値創出を目指す」ため、デザイン思考やアジャイルは私たちの大きな武器になるはずです。失敗も成功も本noteでシェアしていきたいと考えています。
今後はnoteでの情報発信にとどまらず、イベントや交流の機会も検討しています。さまざまな情報を発信してまいりますので、どうぞお楽しみに!